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2022.06.08 mino
『学生ニキビと大人ニキビ』
学生の頃、ニキビができたら、”思い思われふりふられ” なんて可愛くニキビ占いした思い出ありませんか?
日本には、「思い面瘡思われ面皰」(おもいおもくさおもわれにきび)ということわざもあり、
年ごろになって人を恋しく思ったり、誰かから恋しいと思われたりすると、顔に吹き出物やニキビが出てくることから、顔にニキビがある者を冷やかしたり恥ずかしがらせたりする時に使います。
それは、恋心を抱くようになる年ごろと、発育盛りで性ホルモンの分泌が活発になりニキビが出やすくなる時期が同じ頃のため、二つのことを結び付けたことば。
「面瘡」は、毛穴をふさぐ黒い脂肪の固まり、
「面皰」は、それに化膿菌がついて赤くなったもの
出典 思い面瘡思われ面皰:逆引き 故事 ことわざ 慣用句
ことわざになるほど、いつの時代でもニキビで悩んでいる方がいるということですね!
ちなみに令和の今もやってるのでしょうか?
ことわざに出てくるのは思春期ニキビで、思春期のシンボルのイメージかと思いますが、30代・40代でも大人ニキビに悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
では、なぜニキビができるのでしょうか?
よく、ニキビ悩みでサロンに来られるお客様も
『生理前だから』
『チョコを食べ過ぎちゃって』
『最近睡眠不足で・・・』
など、自分なりにニキビの原因に目星をつけている方もいらっしゃいます。
では、原因はわかってるのになぜニキビを繰り返すのでしょう?
ニキビの原因は
『皮脂の分泌過剰』
どうして皮脂の分泌が過剰になるの??
それは!
✔︎睡眠不足
✔︎思春期
✔︎ストレス
✔︎生理前
などが影響してくるホルモンバランスの乱れ!
そして!
脂肪や糖の過剰摂取による内側からくる皮脂の過剰分泌!
【思春期ニキビに悩む学生が多い】
ニキビに悩んでいる中高生は男女問わず非常に多いと東京オセアクリニックさんが調べています。
ニキビは肌への負担はもちろん、精神的にもダメージが大きいため、人と接するのが怖くなったり、ニキビが原因でコミュニケーションが苦手になったり、マスクが外せなくなったりという悩みも少なくありません。
また、ニキビが悪化してできる跡もお肌に残ってしまうと大人になっても悩みの種に…。
【思春期ニキビの特徴と対策】
思春期特有のニキビは『成長ホルモン』が皮脂の過剰分泌を引き起こすことが原因です。
思春期ニキビはおでこ〜鼻の「Tゾーン」と呼ばれている部分にニキビができやすいという特徴があり、皮脂腺が集中しているので、「朝しっかり洗顔したのに昼前には脂でベタつく…」という現象になります。
思春期は、背を伸ばす、男らしい体、女性らしい体を作るために成長ホルモンが盛んになりますので、過剰分泌な状態になりやすく、皮脂腺が少ない頬にもニキビが現れます。
【思春期ニキビ】
成長ホルモンが皮脂腺を刺激
↓
皮脂腺の防衛本能が働いて皮脂が大量に分泌される
↓
皮脂が毛穴に詰まる
↓
ニキビができる
というように、成長ホルモンの働きが関係していることが多いです。
ちなみに、皮脂腺が集中しているのは、体の中心部分なので、Tゾーン、背中、胸にニキビができやすい傾向があります。
成長ホルモン以外にも原因が…
生活習慣や環境がニキビを誘発することがあります。
思春期と言えば、学校での対人関係や勉強でストレスを抱えたり、野外での活動が増えて紫外線の影響を受けやすくなったり、偏食や夜更かしをしたりすることもあるのではないでしょうか。
ストレスや紫外線、生活習慣の乱れもニキビを招く存在なので、これらの改善を図ることも大切です。
【ストレス】
ストレスを感じると、皮脂腺を刺激する男性ホルモンの働きが活発になります。
さらに、悪玉酸素と呼ばれている「活性酸素」が増えて、皮脂が酸化しやすくなったり、ニキビが炎症を起こしたりといったトラブルが起こりやすくなります。
【紫外線】
紫外線も活性酸素を増やす厄介な存在です。
さらに、紫外線によって肌のバリア機能が壊されると、雑菌が入り込んでニキビができやすくなります。
また、メラニンの合成を促す作用もあるので、紫外線対策を怠っているとニキビ跡が残りやすくなる恐れもあります。
【偏食】
お菓子やカップラーメン、ジャンクフードなど、栄養が偏った脂っこい食事を続けていると、皮脂の分泌が盛んになりますし、肌の健康を維持する栄養が足りなくなってしまいます。
【睡眠不足】
夜更かしをして睡眠時間が足りなくなると、ターンオーバー(肌の新陳代謝)が正常に行われなくなり、ニキビをはじめとする肌トラブルが起こりやすくなります。
【洗顔を怠らないこと】
古くなった皮脂が肌の上に残っていると、毛穴に詰まって炎症性のニキビができたり、酸化して黒ニキビができることもあります。
朝・晩の洗顔をきちんと行って、皮脂をすっきり洗い流すことが大切です。
ただし、洗い過ぎは厳禁。
洗顔料を使って洗うという行為は、肌への負担も大きく、1日に3回も4回も洗ったり、強い力でゴシゴシ洗ったり、お湯や顔面にシャワーでゴシゴシ擦ることはNGです。
刺激を与えることでニキビができやすくなってしまいます。
【生活習慣や環境を見直す】
好きなことに没頭してストレスを解消したり、毎日、曇りでも日焼け止めを塗って肌を保護することから始めてみると良いですね。
偏食と睡眠不足は、ニキビへの影響も気になりますが、体の成長にも影響してくるので、今から改善することをおすすめします。
【大人ニキビの原因と対策】
大人ニキビも思春期の頃に負けず劣らず、しつこく何度も発生しやすいです。
成長ホルモンの働きが落ち着いて、皮脂の分泌量は減ったはずなのに、なぜニキビができてしまうのでしょうか。
大人ニキビは色んな原因が重なり「洗顔を頑張ればいい」といった単純なケアでは治りにくいです。
思春期ニキビの主な原因は「皮脂」でしたが、大人ニキビは「乾燥」も影響してきます。
肌は本来、適度な皮脂によるバリア機能によって、紫外線やホコリなどの外的刺激から守られているので、肌が乾燥して潤いが足りなくなると「肌を守らなくては!」と皮脂腺が皮脂を分泌し始めます。そのことをインナードライ肌といい、内部は乾燥している状態の乾燥皮脂が分泌されます。
なので、本当は乾燥している肌も、脂性肌のように皮脂が浮き、毛穴が詰まることでニキビができる。さらに、脂性肌だと勘違いしてしまい、ケア方法を間違え、悪循環になることも。
【ターンオーバーの乱れ】
年齢とともに、ターンオーバーの周期(28周期)が長くなります。
ターンオーバーの周期が遅くなると古くなった角質が毛穴に詰まったままになったり、毛穴が硬くなったり、肌が乾燥しやすくなったり…と、ニキビや肌トラブルが起こりやすくなるので、「保湿」「適度な運動」「十分な睡眠」「栄養バランスが取れた食事」を心掛けてターンオーバーを整えていくことが重要です。
そして、大人ニキビの落とし穴として、ピーリングの繰り返しなどの過剰なケアで角質が薄くなりバリア機能の低下から外部の刺激で炎症を起こす可能性もあるので適切なケアを心がけましょう。
【生活習慣の乱れや環境】
思春期に引き続き、大人の肌も生活習慣や環境の影響を大きく受けます。
寝不足や偏食はターンオーバーの乱れに繋がりますし、仕事や家庭などのストレスによって皮脂の分泌が促されたり、活性酸素が増えてニキビが現れることもあります。
乾燥対策と生活習慣の改善が必要です。
生活習慣の改善が必要なのは思春期の頃と共通していますが、大人ニキビの肌ケアは乾燥対策が鍵。
対策はどうするの?
✔︎ターンオーバーを整える
✔︎水分と油分のバランスを整える
✔︎紫外線を遮断する
✔︎汗はそのままにしない
✔︎洗いすぎない洗顔
✔︎摩擦を避ける
✔︎過乾燥にならないように化粧水の使い方を見直しする
✔︎ご自身に合ったクリームの使い方に見直しする
✔︎食生活
などと原因と対策がわかればニキビは絶対きれいになります!
でもそれがなかなか難しい。。。
思春期にできるニキビと大人になってからできるニキビの原因の違いを理解し、正しくケアしていきましょう。
洗顔に着目してみよう!
さまざまな要因がありますが、私たちが自分自身で乾燥トラブルを起こしやすい洗顔に着目してみてください。
基本的なご自身でのターンオーバー促進過程は洗顔ですので、やらないよりも、やるほうを断然おすすめします。
洗顔アイテムで乾燥を招いてしまう。そういった方もいらっしゃると思います。
しかし、肌負担が少なくタンパク汚れを取り除き、うるおいをキープするアイテムがございます。
『ラヴィーサ クリアリッチフォーム』
うるおいを引き込む肌を作る極上呼び水洗顔料
ふわっと柔らかな泡立ちと、ツルッと心地よい洗い上がりが特徴のジェルタイプの洗顔料
マイルドな洗浄力のアミノ酸系洗浄基剤が、余分な汚れはしっかり落としながら洗いすぎによるダメージを防止。汚れを除去したクリアな肌を、高保湿成分シロキクラゲ多糖体がうるおいのヴェールで包み込み、次に使用する化粧水が馴染みやすい肌環境を作ります。
肌ケアの中で、『洗う』はかなり重要ポイントです。
乾燥を防ぐためにクレンジング・洗顔から見直すことも肌質改善の鍵となってきます。
大人になってからも思春期の頃と全く同じケアを続けていると、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなるので注意してください。
エステサロンminoでは食事や生活習慣のアドバイスや肌トラブルの原因を追及し、基礎化粧品の使い方など1人ひとりの肌状態に合わせ自宅でのホームケアもしっかりサポートできるのが魅力です。
オンラインカウンセリングで全国どこからでもご相談対応できますので是非ニキビでお悩みの方はお問い合わせお待ちしております。