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2022.12.20 mino
今日の朝、起きてまず何をしましたか?
みなさん、今日の朝、洗顔はされましたか?
水洗いだけの方も少なくないのではないでしょうか?
「夜洗ったから大丈夫」
「今日は外に出ないから大丈夫」
「乾燥するからお水ですすぐだけ」
と、なりやすいかと思います。朝は洗顔料を使わない、または朝の洗顔はしていないという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、最近肌荒れしてきた!何か合わないのかな?など、お肌のトラブルに関するご相談は多く、スキンケア方法を確認してみると、朝・夜のどちらかの洗顔をしていない、洗顔はしているけど正しい洗顔方法で洗顔できていないという方が多数みられます。
もちろん、洗顔だけが原因とは限りません。水分や油分のバランス、インナーケアが原因の場合もあります。
しかし、スキンケアの8割はクレンジングと洗顔がカギを握っているといわれているほど、重要なポイントです。
お化粧水やクリーム、シートマスクなどでの保湿ケアをすごく頑張っていても、正しいクレンジングと洗顔ができていなければ、お肌表面の汚れが残ったまま、その上から保湿をしてしまっている状態だといえます。
いかに汚れをきちんと落とせているかが重要です。
そうなってくると、洗顔ってやっぱり大事なんだなと思いますよね。
いまやテレビ・SNSではいろんな情報で溢れている時代でスキンケア商品やホームケアの方法など、さまざまな情報を簡単に得られる世の中で過ごす私たちは、何が真実かを見極めることが難しくなってきています。
たくさんの情報に惑わされて、きれいな人が洗顔をすることはおすすめしていないからしない、やらなくてもいまはトラブルがないから必要ないかな。
と自己流のスキンケアになってしまうと、怖いことにお肌の老化を加速させてしまう危険性があります。
確かに今はなにもトラブルが起きていないかもしれません。
でも、それが大きな落とし穴!
お肌の老化を加速させてしまうということは、これからどんどん老け肌になっていくということです。
朝、洗顔していない人だけでなく、自分のケア方法は正しいのか、洗顔することがいかに大事かを理解し、今日からさっそく実践できるようにお伝えしていきたいと思います。
実験
では、朝、洗顔をしないとお肌はどういう状態になるのか。
面白い実験があります。
起床後、お顔の半分は水洗い・半分はきちんと洗顔料を使用して洗顔したお肌。
このまま1日過ごしたお肌を特殊なカメラで撮ると
洗顔料を使わずに、水洗いしたところは赤くなり、【酸化】を示す結果がでていました。
酸化ってみなさん、なんとなく聞いたことありませんか?
いわゆる“サビ”です。
カラダのサビ、お肌のサビ。
え?カラダやお肌がサビていくってどういうこと?と思いますよね。
わたしたちのカラダは、酸素がないともちろん生きていけません。
呼吸をすれば酸素が体内に取り込まれます。
そうなれば常に酸化が起きやすい状態だと言え、カラダだけでなく、お肌にも影響を及ぼしてしまう酸化。
それに加えてケアを怠っていると、さらに酸化が進み、あらゆるトラブルが起こりやすくなり、最終的には老化スピードを加速させてしまうので、そうならないためにも酸化についてきちんと理解しておきましょう。
酸化とは
まず酸化について解説していきます。
一言でいうと酸化とは、物質と酸素が結びつくことで起きる化学反応のこと。金属がサビるのは金属原子が酸素と結合するから錆びるということになります。
わかりやすくリンゴで例えてみると、リンゴを切って放置すると、黄色く変色していきます。
これはリンゴに含まれるポリフェノールが酸素に反応し、酸素と結びついて酸化させてしまうことで起こる現象です。
このように、酸化はあたりまえにある化学反応であり、似たようなことが私たちの身体の中でも起きています。
私たちが酸素を口から吸って二酸化炭素を吐き出す行為も酸化反応の一つです。
カラダは酸化反応を利用してエネルギーを作っていますが、その過程で「活性酸素」というものが発生し、過剰に産生されてしまうと様々な病気、不調の原因になってしまいます。
酸化反応はわたしたちが生きていくうえでは避けて通れない現象ということになります。
酸化は避けては通れないものですが、多くはストレスや生活習慣の乱れが原因となりやすく、酸化はカラダの老化に直結していますので美容において酸化させないことがエイジングになります。
これはカラダ全体の酸化ですが、実はお肌の酸化とはまた少し違います。
皮脂の酸化とは?
お肌の酸化は皮脂と酸素が結びつくことを指し、毛穴の皮脂腺から分泌された皮脂は、紫外線やストレスなどの影響、また酸素に触れることで酸化が促されていきます。
お肌の表面を守ってくれている「皮脂」は、時間がたつと酸化してしまい、過酸化脂質という物質へと変化し、肌にダメージを与えるようになります。
この過酸化脂質は老化の原因となる活性酸素を発生させるだけでなく、シミの原因となるメラニン色素の過剰生成をも引き起こすことになり、さらに酸化した皮脂により、肌のくすみが気になる、毛穴を詰まらせてニキビや吹き出物を発生させる、などの影響が出始めるのです。
そして、皮脂量は生理前やストレスを抱えたときに増えやすく、思春期はホルモンバランスの変化によって皮脂の分泌が過剰になりやすいので、皮脂量が多く出やすい時期ほど、洗顔は重要です。
ちなみにみなさん、メイクした日はきちんと落として寝ていますか??
皮脂は体内から分泌された皮脂だけではありません。メイクの油分でも同じことが言えます。
そのためメイクをした際は、しっかりとクレンジングをする、メイク直しをする時は余分な油分をオフすることも、皮脂の酸化を防ぐうえで大切です。
洗顔の目的と方法はこれ!
洗顔の目的は、汚れ(皮脂や汗など)を取り除くこと、そして、次に使うスキンケア(化粧
水や乳液等)の浸透を良くする為のベース作り、いわゆるお肌の土台作りのために行います。
実は、寝ているだけでも汗や皮脂を分泌し、それらが空気中のちりやほこりを吸い寄せたり、布団や枕などの繊維がついたりします。そのため、寝起きの肌は意外と汚れています。
だからこそ、朝は洗顔料を使っての洗顔が必要になってきます。
さきほどお話しした皮脂の酸化は、皮脂が分泌されてから6〜10時間後に始まるとされているので、1日2回、12時間間隔で洗顔するのが適しています。
例えば、朝7時に洗顔したら、夜7時ごろに洗顔する。
そうすることで皮脂の酸化を抑えられるといわれています。
洗顔は大切な美肌作りのファーストステップ!だからこそ正しい方法で行っていただきたい!
しっかり汚れを落とし、尚且つ、お肌に必要なものは奪わない洗顔法が理想です。
脱脂力の高い洗顔フォーム(例えばニキビ専用の洗顔料など)は、お肌表面を覆っている大事な皮脂膜をとりすぎる可能性があり、お肌のバリア機能が低下してしまい、結果、敏感な肌状態になってしまいます。
バリア機能が低下すると、バリア機能が正常なお肌に比べ、摩擦や紫外線など、外からの刺激を受けやすく、お肌への負担やダメージが大きくなります。さらに乾燥やかさつき・ゴワツキが生じる原因にも繋がります。
そして、お肌は少ない皮脂量に危機感を感じ、必要以上に皮脂を分泌して逆に肌の皮脂量を増やしすぎてしまいますので、敏感肌はご自身で作ってしまっているというケースが多く見られます。
正しい洗顔方法もそうですが、使うスキンケアアイテムの選び方も重要ですね。
minoのお客様からは、正しい洗顔方法・お肌に合ったアイテムに変えただけで「カサつきやくすみを感じにくくなった」「化粧水が浸透しやすくなった」など、肌状態がよくなったというお声をいただきます。
洗顔方法やタオルでのふき方など、正しい方法に変えただけで、肌の水分蒸散量が抑えられ、肌表面がなめらかになるので、美肌作りのポイントである”洗顔”が正しく行えるかどうかで、美肌への近道が変わってきます。
自己流を見直し、正しい洗顔方法でお肌に磨きをかけて欲しいと思っています!
長年の思い込みや習慣で、自己流になっていたり、お肌に負担をかけていたりすることも少なくありませんので、是非確認の為にお声かけください。
要チェック
・汚れを落とす洗顔がきちんとできていますか?
・十分な泡で洗っていますか?
・お肌にやさしいすすぎができていますか?
・水分をふき取るときにお肌に負担をかけていませんか?
どうでしょうか。
お肌をよくするための洗顔が、お肌を傷めてしまっていては本末転倒です。
1、まずは、泡です
これは、花王さんの研究データーによると「泡」に着目した研究の結果、高密度泡なら、何もしなくても勝手に油を吸引するというデータを得ています。
実験の結果、油の吸引は、粗い泡では生じず、しっかりと泡立てられたきめ細かい高密度泡特有の現象であることが前提。
泡には丸い形に戻ろうとする性質があり、多角形の泡では、丸い形に戻ろうとして液体(油)を吸い込む現象が起こるのでクリーミーで高密度な泡には空気がたっぷりと含まれますが、気相率にして84%を境に多角形な気泡へと変化するということです。
つまり、きめ細かい泡は表面積が大きくなるため、お肌の上を優しく転がすだけで汚れを包み込んで落としてくれます。
確かに、食器を洗うとき、スポンジの泡がある方が油汚れが落ちやすいなぁと感じますよね!
お肌も同じです。
いつものご自身の作る泡を思い浮かべてください。
ツノが立つぐらい、手のひらに泡を乗せて逆さにしても落ちないぐらいの状態になっていると質の高い泡ということで、合格です♪
ちなみにたっぷりの泡に触れられるとその気持ち良さに反応して脳の血流量がアップするという研究もあるのです。朝洗顔の泡効果は幸せ感がアップの秘訣!
2、すすぎはお湯NG
私たちのお肌には「NMF天然保湿因子」や「細胞間脂質」など、水分を蓄える機能が備わっていますがこれらは熱に弱く、熱いお湯ですすぐと流れ落ちてしまいます
美肌の温度28度~32度のぬるいなと感じるくらいのお水で、お顔の凹凸やUゾーンなどすすぎ残しがないよう丁寧に洗いましょう。
流水を手ですくって、お水をお肌に塗るように洗い流すがポイントです。
すすぐ回数は最低でも20回!ご自身の年の数の洗い流しが必要だといわれています。
3、タオルゴシゴシNG
お肌の摩擦による傷や水分蒸散量を抑え、乾燥を防ぐ為にもお顔を拭く際はタオルでゴシゴシ拭くことは絶対にNGです!
優しくタオルで軽く押さえるようにふいた方が、お肌への負担が少なくお肌も潤いやすくなります。
騙されたと思ってこのやり方で洗顔してみてください。
本当に洗顔の仕方ひとつをとっても、お肌は変わります。
minoの美肌プロが選ぶベストコスメはずばりこれ!
ラヴィーサクリアリッチフォーム
この洗顔料がすごい!
幹細胞、機能性ペプチド、プロテオグリカン、加水分解酵母エキス、SOD(活性酸素を分解する酵素)、そしてベースには還元水素水が使用されています。
ふわっと柔らかな泡立ちと、ツルッと心地よい洗いあがりが特徴のジェルタイプの洗顔料です。
汚れを除去したクリアな肌を、高保湿成分“シロキクラゲ多糖体”がうるおいのヴェールで包み込み、次に使用する化粧水が馴染みやすい肌環境を作ります。
お肌の土台作りにはもってこいの洗顔料ですね。
脂性肌・乾燥肌・混合肌など、さまざまな肌タイプに合わせて、私たちエステティシャンが正しい洗顔の仕方や美肌へのプロセスをお客様の一人ひとりのお肌に合わせて提案していきます。
エステサロンminoでは、ご自宅でのスキンケアが正しく行えるように実践アドバイスをしております。
サロンでのケア・ご自宅でのケアで美肌への改善スピードが変わります。
自己流ケアで今のお肌はきれいになってますか?
SNSの情報などに惑わされず、わたしたちエステティシャンの正しい知識で美肌を目指しませんか?
5年後・10年後、そして理想のお肌になる近道は美肌のプロにおまかせください。