『第二の脳』に意識すると痩せやすくなる

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2022.09.13 mino

『第二の脳』に意識すると痩せやすくなる

腸活。腸内フローラ。善玉菌・悪玉菌。乳酸菌…


腸にまつわるこれらの言葉を聞くことが増えましたよね。


実は近年、腸は最も注目されている臓器です。


例えば健康的なカラダを目指す人や痩せたい人、あるいは美しくいつまでも若々しさを保ちたい、美容のために腸内環境を整えたい。


目的や悩みは違っても、あらゆる場面で腸の働きや腸内環境が大きく関わっているのです。


『腸活』なんて言葉を皆さん一度は聞いたことがあるように、腸はそれほど無視できない存在になってきているのです。


そもそも『腸活』とは、バランスのよい食生活や適度な運動によって、腸内環境を正常に保つための活動のことを言います。


腸内環境を整えることで、たくさんのメリットがあり、健康的にも注目されている“腸活”。みなさん、そもそも“腸”のことはどれくらい知っていますか?


なぜ腸が関わっているのか。


大腸は水分吸収だけの働きしか持っていないんじゃないの?


そう疑問に思う人もたくさんいると思います。


ところが、腸は『第二の脳』とよばれるほどに私たちのカラダにとって、ものすごく重要な役割を持っており、体質や性格にまで影響を及ぼすと言われ始めています。


「脳腸相関」という言葉を知っていますか?

脳と腸が、自立神経やホルモンなどを通してお互いに密な関係であることを示した言葉です。


例えば極度に緊張したとき、お腹が痛くなることがありますが、これはストレスを感じた脳が自律神経を通して腸にも影響を与えているからです。


今では脳と腸だけでなく、脳と腸と腸内細菌の相互関係が、体にとって様々な影響があると言われています。


まずはそんな“腸”について、お話していきます。


腸は消化器官の1つ

腸は、食道、胃に続く食べ物の消化器官の1つであり、小腸、大腸に分けられています。



(園田桃代ARTクリニック画像引用)

さらに小腸は十二指腸、空腸、回腸の3つ。大腸は盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸の6つからできおり、長さは小腸で6~7メートル、大腸で1.5メートル。合計すると、身長の4~5倍にもなります。


口から入った食べ物は、食道を通って胃に入り、胃の中でおかゆのようなドロドロの状態に。
それから少しずつ十二指腸に送られ、ここから本格的な消化・吸収活動が始まり、胃からさまざまな消化液によって分解されたら小腸に送られ、時間をかけて栄養素が吸収されます。


大腸は、食道・胃・小腸に続いて、消化の最終的な働きを担当しています。


小腸で吸収されずに残ったものは、はじめはドロドロで液状ですが、大腸のなかをゆっくりと進みながら、水分やナトリウムを吸収し、だんだんと固形の便を形成して、排出されやすい硬さになると、便が直腸へと移動しここで蓄積されます。大腸の終わりにはS状結腸から肛門に繋がるところに直腸があり、直腸は他の腸の部分に比べてやや太く、排便まで多くの便を溜めておけるようになっています。


便は一日に数回起こる蠕動運動によって直腸に送られますが、直腸部分に便が溜まることで「便意」が生まれ、排便反射が起きて排泄に至ります。(健康的な大腸は、腸の「蠕動運動」というギュッと強く縮んでは緩む動きを繰り返すことで、便をスムーズに送り出す。)
食べたものが肛門から排泄されるまでに要する時間は、約24~72時間。


また、大腸菌や乳酸菌など1,000種類以上の細菌が存在するとされ、胃や小腸で消化されない食物繊維をエネルギー源に分解したり、感染を予防したりする働きもあるのです。


消化・吸収・排便までは長い道のりですね。



ここまで腸の基本的な働きについてお話してきました。
吸収から排泄の過程まで理解することができましたね♪



腸は生きていくうえでとても大切な役割を果たしているということ!!
更に詳しく私たちのカラダと腸についてお伝えしていきます。

カラダは「腸」から作られる!

受精卵の外側がくぼみ、その口が閉じ、「腸」が形成され、腸が伸びて「口」と「肛門」ができます。さらに栄養を貯める「肝臓」ができ、酸素を貯める「肺」ができ、そして上の方が膨らみ「脳」ができます。


腸内細菌がないと脳は育たない。とも言われ始めており、生き物の進化の過程においても、脳のない生き物はいますが、腸のない生き物はいない!!


「腸こそ生命の起源」といっても過言ではありません。


また、腸は独立した神経系を持っており、腸は脳に次いで1億以上の神経細胞があり、これは脊髄や末梢神経より多く、脳とは独立して自らの判断で機能しています。


つまり腸は脳からの指令がなくても、消化・吸収・排泄の重要な機能を果たしているということになります。


たとえば食事の際、口に入れた食べ物に毒が入っていても、脳はそれが体にとって安全なものかどうかを判断することはできません。むしろ、脳の欲求(報酬系)を満足させるために「もっと食べろ」という指令を出してしまいます。


しかし、腸は毒に気づくとすぐに拒絶反応を起こし、嘔吐や下痢を起こして体内に毒が回らないように阻止してくれます。これは脳からの指令がなくても、腸の神経細胞が独自に判断をしているということが言えますね。


また、新生児期の脳は未発達でまだ完成していない状態ですが、それでもなんら問題なく腸管機能が保たれていることを考えてみると、独立していることがわかやすいですよね。


そんな腸にはたくさんの細菌が存在しており、わたしたちの腸内には、100兆個以上の細菌が住んでいます。


これは自分の体重の約1.5㎏分の重さに相当し、1,000種類以上の細菌がいると言われています。


腸内細菌は種類ごとにテリトリーを保って棲んでおり、全体として集団を形成し、この集団を顕微鏡でのぞくと、お花畑(flora)に見えることから腸内フローラを呼ばれるようになりました。


腸内細菌が腸内に棲みついている理由は、エサとなる食物繊維やオリゴ糖が豊富で、細菌にとって居心地のいい環境だから。一方、腸内細菌が作りだす酸には腸内環境を整える働きがあり、ヒトにとっても腸内細菌は有益な存在です。つまり、わたしたちと腸内細菌は持ちつ持たれつの関係なのです。


これらの細菌の最適なバランスを保つことが、腸内フローラを整えるということに繋がり、いわゆる“腸活”とも言えますね。


腸内細菌には、大きく分けて3つのタイプの細菌から腸内フローラが構成されており、カラダにいい影響をもたらす有用菌(善玉菌)、悪い影響をもたらす有害菌(悪玉菌)、どちらにも属さない日和見菌に分けられます。


ただ実際には日和見菌の多くは未知の菌であり、腸内細菌の中で確認できているものは全体の3~4割にすぎないとされています。


理想的な腸内フローラのバランス


有用菌(善玉菌)の働きで有害菌(悪玉菌)の増殖が抑えられていれば、腸内フローラはいい状態と言えます。腸内フローラのバランスは、善玉菌:悪玉菌:日和見菌が2:1:7の割合だと理想的とされ、菌のバランスが乱れるともちろん太りやすくなりますし、痩せにくくなります。


『幸せ~』と感じるときも腸内細菌が関係している?!

人は幸せな気持ちや心の落ち着きを感じているとき、脳内では様々なホルモンが分泌されています。


その代表的なものが幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」や「ドーパミン」


セロトニンは不足するとうつ病を発症すると言われており、ストレス社会に生きる私たちにとって、非常に重要なホルモンの1つ!!


免疫細胞の7割は腸に存在しており、腸内環境は免疫とも大きく関わっています。


最近の研究では、このセロトニンの90%が脳ではなく、腸で作られていることが明らかになってきました。


セロトニンは、腸内でトリプトファンというアミノ酸から合成されるのですが、この合成は善玉菌が担っています。さらに、セロトニンは睡眠ホルモンである「メラトニン」とも深く関係しており、セロトニンの量が減少するとメラトニンが生成されなくなるので、睡眠の質が低下します。また、やる気にスイッチを入れるドーパミンの素となるビタミンを生み出すのも、善玉菌です。


腸内フローラのバランスが乱れ、悪玉菌が優位になってしまうと、カラダに様々な悪影響を及ぼしてしまうの為、やはり腸活は大切ということですね。


また女性ホルモンも腸内細菌との関わりがあると言われており、生理周期によって、卵胞ホルモンや黄体ホルモンが分泌されることにより生理前に便秘になりやすかったり、生理痛が起きやすかったり。


黄体ホルモンが優位になったとき、腸働きを鈍くさせ、一時的に便秘になったりします。


生理痛が起こるメカニズムには「プロスタグランジン」というホルモンの一種が関係しており、プロスタグランジンは、子宮を収縮させる働きを持つホルモンです。何らかの原因で過剰に分泌されると生理中に痛みを感じやすくなるのです。


近年の研究では、プロスタグランジンと腸内細菌が関わっているという報告もあるそうです。善玉菌の一つであるカンジダ菌が腸内に多いと、プロスタグランジンの一種が生産されやすくなるのだそうです。


いい腸を作る為には??

ここまで腸内細菌や腸内フローラがわたしたちの健康に大きく関わっていることがわかりましたね。


では、実際に腸活はなにをしたらいいのか、腸活を行うことで得られるメリットは何か。お伝えしていきます。


腸活をすることで得られるメリット


・腸内フローラを整えることで、便通改善・細胞を活性化させ免疫力アップに!!(免疫細胞の役7割は腸内にあり)
便通が良くなることで、ポッコリお腹、肌トラブルの改善に繋がります。また、腸からの栄養吸収が良くなり、余分な脂肪を溜め込む割合も低くなっていくことでダイエット効果も期待できます!


・消化や吸収など本来の機能を取り戻すことで、体質改善にもなり、健康的なカラダへ


腸内フローラのバランスが整うと、腸の働きもよくなり代謝が上がります。


そうすると、老化スピードが緩まりお肌だけでなく、カラダ全体のエイジングケアにも繋がり、他にも、集中力が高まったり、ストレスにも強くなり、メンタルも安定しやすくなります。


なにをするにしても継続することに意味があるので、まずはすぐに取り入れられることから始めましょう!


・朝コップ1杯のお水を飲む

朝にまずお水を飲むことで腸が刺激され、蠕動運動が活発化されます。

ただ、冷たいお水はお腹を冷やしてしまうため、常温もしくは白湯でいただきましょう。


・発酵食品や食物繊維を摂取する

ヨーグルト・納豆・チーズ・キムチなどの発酵食品を食べることで、善玉菌を直接腸に取り入れることができます。また善玉菌のエサとなる食物繊維(キノコ・豆類・ごぼう・ひじきなど)を取り入れるのもオススメです。


・睡眠の時間・質を見直す

質のいい睡眠は自律神経を整え、腸の動きを活発にしてくれます。単に睡眠時間を増やす、早く寝るだけでなく、リラックスして眠れる環境を整え、睡眠の質を向上させていきましょう。


それから、バランスのいい食事を心がけ、適度な運動も必要になってきます。


ここまで腸や腸内細菌についてずいぶん説明してしまいました・・・(^-^)


改めて、腸ってすごいですね。


腸の状態=体の健康状態を現わしている


そんな風にも考えられ、腸活をするとなんだか健康的な生活にするための見直しをしているみたいで、“腸”はそれほど私たちのカラダにとって重要な役割を持っているということに繋がりますね。


健康的なカラダ・痩せやすいカラダ・美肌を目指す


全てにおいて、生活習慣を整えることが大切です。


わたしたちエステサロンminoが行っているダイエットプランでも、腸内環境はなくてはならない部分だと思っています。


腸内環境が不安定だと、カラダや免疫機能だけでなく、心もストレスを抱えやすくなってしまいます。


健康的で美しいカラダ、理想とするカラダを作っていくのも自分自身ですよね。


腸活ももちろん大切です。しかし、カラダは自分が食べているもので構成されているということをきちんと頭に入れておきましょう♪


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